調査

IT投資の比重は働き方改革からITインフラに移行--IDC調査

ZDNET Japan Staff

2022-04-11 15:43

 IDC Japanは4月11日、1月に実施した国内企業のIT投資動向に関する調査について、結果の一部を発表した。コロナ禍対応のIT投資が一巡し、コロナ禍の収束を見据えたIT投資に切り替える企業が増えているという。

 それによると、2022年度のIT支出を前年度から増やすとした企業は33.8%で、前年の調査から4.8ポイント増加した。また、IT支出が拡大する重点分野は、働き方改革・テレワーク対応強化で5.4ポイント減少した一方、クラウド移行では6.5ポイント、サーバー仮想化では4.1ポイント、セキュリティ対策では1.5ポイントそれぞれ増加し、ITインフラに投資の比重を移す傾向が分かった。

(出典:IDC Japan)
(出典:IDC Japan)

 IDC Japanは、「業務効率化、事業拡大、新たなビジネス開拓を目的としたIT投資など、コロナ禍の収束後を見据えたIT投資にかじを切る企業が増えてきたことが背景にあるとみられる」と分析している。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]