「Bill One」、経理業務改善ソリューション「intra-mart DPS for finance」と連携

河部恭紀 (編集部)

2022-05-11 14:24

 Sansanは、同社請求書受領サービス「Bill One」がNTTデータ イントラマートの経理業務改善ソリューション「intra-mart DPS for finance」と連携すると発表した。請求書の受け取りから支払業務までの業務工数を大幅に削減でき、経理業務の生産性向上が可能になるとしている。

 今回の連携により、Bill Oneで受領・データ化した請求書情報をintra-mart DPS for financeに自動入力できるようになる。支払業務に必要な「取引先」「支払期日」「支払金額」「支払口座」など手入力の必要があった情報が自動入力されるため、担当者の工数が削減されるだけでなく、ミスもなくなり、内容の確認や差し戻しといった非効率なやりとりも不要になるという。

 Bill Oneは、請求書をオンラインで受領・データ化し、月次決算の加速を後押しできるクラウド請求書受領サービス。2020年5月のローンチ以降、機能アップデートや各種会計サービスとの連携を積極的に実施しているという。

 NTTデータ イントラマートは、業務プロセスのデジタル化・自動化をローコード開発で実現するデジタルプロセスオートメーション(DPA)プラットフォーム「intra-mart」を主軸に、8900社を超える企業の生産性向上を支援している。intra-mart DPS for financeは、紙に依存した経理業務をデジタル化し、テレワークを実現する業務改善ソリューションとして、幅広い企業で利用されている。

 今回、請求書の受け取りから申請・承認に至るまでの業務プロセスを効率化し、より多くの企業の月次決算加速を後押しできると考え、連携に至ったとSansanは説明する。

 今回の連携機能を利用するには、Bill Oneとintra-mart DPS for financeの契約が必要になる。

画像1

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    KADOKAWAらの事例に学ぶ、2024年サイバー攻撃の傾向と対策

  2. セキュリティ

    MDMのよくある“12の悩み”を解決!Apple製品のMDMに「Jamf」を選ぶべき理由を教えます

  3. ビジネスアプリケーション

    生成AIをビジネスにどう活かす?基礎理解から活用事例までを網羅した実践ガイド

  4. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  5. セキュリティ

    「100人100通りの働き方」を目指すサイボウズが、従業員選択制のもとでMacを導入する真の価値

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]