freee、「freee経理」を提供--インボイス制度に既存の会計ソフトを使いながら対応

河部恭紀 (編集部)

2022-08-08 14:38

 freeeは、「freee経理」の提供を開始した。2023年10月に始まるインボイス制度(適格請求書等保存方式)に向けて準備を進めたいが、既存の会計ソフトを使い続けたい企業向けのサービスとなっているという。

 freee経理は、インボイス制度に対応し、受領した適格請求書を全て電子保存できる。今後は適格請求書の発行と、入力工数を抑えるために光学式文字認識(OCR)で日付・金額・勘定科目や登録番号から取引先の税区分を自動推測するため機能を追加実装する予定だとしている。

画像1

 freee経理で作成した仕訳はCSVやAPIで他社会計ソフトと連携が可能。他社会計ソフトを現在利用している場合、freee経理を導入することでインボイス制度に対応した環境を構築できるという。

画像2
キャプション

 利用料金は月額2万5000円からで、ユーザー20人までは追加料金は不要。freeeが算出したコストシミュレーションによると、freee経理の利用により年間で315万円、時間にするとおよそ1400時間のコスト削減が可能だという(ワークフロー利用者30人、平均年収500万円での試算結果)。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]