CyberArk Softwareは、カプコンがゲーム開発者のID、パスワードなどユーザー認証情報への攻撃リスクを軽減するため、「CyberArk Privileged Access Manager(CyberArk PAM)」を導入したと発表した。
カプコンのゲーム開発環境では、数百台以上の仮想サーバーを管理する仮想化基盤を活用している。そのため特権アクセスの管理が課題となっており、この課題に対応すべく今回の導入に至った。
CyberArk PAMの特権アクセス管理機能は、サーバ管理者にすらIDとパスワードを秘匿し、同ソリューションを経由しなければ、アクセスできないフローを提供している。また、各サーバーにエージェントを導入する必要がなく、開発環境への影響を最小限に抑えられるという。
CyberArk PAMについて同社では、特権ID/パスワードの秘匿化による強固な対策を講じることで、開発サーバーの特権アクセスの管理を強化できることや、エージェントレスで負荷なく導入可能な点を評価した。また、導入後の同ソリューションについて非常に使いやすく、特権アクセス管理に必要な機能がそろっており、アカウント管理をまちがいなく集約し、強化できたとしている。