カプコン、ゲーム開発での特権アクセス管理機能を強化

NO BUDGET

2023-01-24 06:30

 CyberArk Softwareは、カプコンがゲーム開発者のID、パスワードなどユーザー認証情報への攻撃リスクを軽減するため、「CyberArk Privileged Access Manager(CyberArk PAM)」を導入したと発表した。

 カプコンのゲーム開発環境では、数百台以上の仮想サーバーを管理する仮想化基盤を活用している。そのため特権アクセスの管理が課題となっており、この課題に対応すべく今回の導入に至った。

 CyberArk PAMの特権アクセス管理機能は、サーバ管理者にすらIDとパスワードを秘匿し、同ソリューションを経由しなければ、アクセスできないフローを提供している。また、各サーバーにエージェントを導入する必要がなく、開発環境への影響を最小限に抑えられるという。

 CyberArk PAMについて同社では、特権ID/パスワードの秘匿化による強固な対策を講じることで、開発サーバーの特権アクセスの管理を強化できることや、エージェントレスで負荷なく導入可能な点を評価した。また、導入後の同ソリューションについて非常に使いやすく、特権アクセス管理に必要な機能がそろっており、アカウント管理をまちがいなく集約し、強化できたとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]