Skydioは、トヨタ自動車とドローンを活用し、製造現場の業務改善に向けた新しい取り組みを開始したと発表した。
この取り組みは、ドローンの3次元(3D)スキャン機能を用いて撮影したデータを3Dモデル化し、現場の継続した業務改善に役立てる。導入に当たっては、パートナー企業の支援のもと、工場内での使用や機能の検証を進めていく。
ドローン活用シーン
Skydioのドローンは、人工知能(AI)および「Visual SLAM」(自己位置推定)による自律飛行技術により、屋内や非GPS環境下、磁界環境下でも安定した飛行ができる。ドローン機体の上下に配置した6つのカメラが構造物や対象物を認識し、3Dデータ処理に必要な画像を自動的、自律的に撮影する。
また、撮影対象物と一定の距離を保ちつつ、機体位置の制御も自律的に行うため、効率的に高精度かつ忠実度の高いデータがシンプルな操作で取得できる。