みずほフィナンシャルグループ(みずほFG)は、国内外にいるグループ従業員のエンゲージメントを向上するため「Qualtrics EmployeeXM」を導入した。クアルトリクスが3月14日に発表した。
みずほFGでは、学術的な研究を基に設計された調査フレームワークや従業員エクスペリエンスの専門家、単一のプラットフォームで360度評価やストレスチェックを実施・分析できる点などを評価した。
部署ごとの結果を表示させるなど改善アクションに取り組みやすいことも採用のポイントとなった。同社では、以前から顧客エクスペリエンス管理ツール「Qualtrics CustomerXM」を利用しており、その実績も今回の採用決定を後押ししたという。
みずほFGによると、既にさまざまな気づきや発見が生まれており、これによりグループ内の各組織においてエンゲージメントの向上に必要な活動が始まっているとのこと。
今後は、エンゲージメント調査と360度評価・ストレスチェックなど複数の取り組みを複合的に分析し、従業員の体験を阻害している要因を抽出し、改善活動を繰り返していく計画だ。また世界各地の従業員の声を頻繁かつ迅速に聞くことでエンゲージメントの向上を目指していく。