「Windows 10」、メジャーアップデートが終了--サポートは2025年10月まで

Attila Tomaschek (CNET News) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ)

2023-04-28 09:55

 Microsoftは米国時間4月27日のブログで、「Windows 10」のメジャーアップデートを終了したことを発表した。現行の「Windows 10 バージョン22H2」がWindows 10の最終バージョンになる。同社によると、2025年10月14日のサポート終了日まで、Windows 10の全エディションについて月例セキュリティアップデートのリリースを続けるという。

Windows10の画面
提供:James Martin/CNET

 長期サービスチャネル(LTSC)の各リリースについては、サポート終了日を過ぎてもアップデートを提供する、とMicrosoftは述べている。

 Windows 10は新たな機能アップデートが今後リリースされないため、同社は「Windows 11」への移行を推奨している。サポート終了日を過ぎてもWindows 10を利用することはできるが、セキュリティアップデートがないため、さまざまなセキュリティリスクに対してPCが脆弱な状態に置かれる。

 Microsoftは、2021年10月に最新OSであるWindows 11の提供を開始し、2022年5月に対応するデバイスのすべてでWindows 11が利用できるようになった。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    生成 AI の真価を引き出すアプリケーション戦略--ユースケースから導くアプローチ

  2. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  3. セキュリティ

    マンガで解説、「WAF」活用が脆弱性への応急処置に効果的である理由とは?

  4. セキュリティ

    クラウドネイティブ開発の要”API”--調査に見る「懸念されるリスク」と「セキュリティ対応策」

  5. セキュリティ

    5分で学ぶCIEMの基礎--なぜ今CIEM(クラウドインフラストラクチャ権限管理)が必要なのか?

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]