三菱電機は、自社の知的財産の管理にClarivateの知的財産管理ソリューション「IPfolio」を採用した。英Clarivateが発表した。これにより三菱電機は、知的財産業務の品質と効率の向上、円滑なコミュニケーション、知的財産戦略活動の強化など、知的財産業務の改革を実現できるとしている。
IPfolioは、特許、商標、意匠などの知的財産を少ない労力で最大限に管理する必要がある企業向けのソリューション。強力で柔軟なクラウドベースのソリューションにより、顧客は知的財産を一元的に管理でき、部門を超えたコラボレーションも可能になるという。自動化された機能により、時間と労力を節約し、時間のかかる手作業を省くことができる。
ClarivateのIntellectual Property, Presidentを務めるGordon Samson氏は「三菱電機の重要な知的財産を効果的に管理・保護しながら、ノベーションを推進するお手伝いできることを大変うれしく思っている。特許、商標、判例、非特許文献に関する深い知識を持つ当社は、構想から保護、商品化まで、イノベーションライフサイクル全ての段階において、状況に応じた洞察を企業に提供している」とコメントしている。