デル・テクノロジーズは、KDDIが大阪市で商用展開を開始したO-RAN(Open Radio Access Network)標準の5G仮想化基地局向け特定設備において、「Dell PowerEdge」サーバーを採用したと発表した。
同サーバーは、運用効率を最大化しながら電力効率の向上への効果的な利用を目指したプラットフォームとして、KDDIのニーズを継続的に支援していくとする。
同サーバについてKDDIは、O-RAN標準に基づくマルチベンダー環境を支えるITインフラとして活用できると評価し、今回の導入に至った。また、センター設備に集約される基地局設備まで基盤共通化に貢献し、基盤共通化における運用開始時の設定作業の自動化(Zero Touch Provisioning)への支援も可能だとしている。
さらにグローバルレベルで確立しているサプライチェーンによる短納期での納品と全国エリア展開にも対応できることも採用のポイントになった。