「ChatGPT」を提供するOpenAIは米国時間7月3日、有料版の「ChatGPT Plus」でベータ版として提供しているウェブブラウジング機能「Browse with Bing」を一時的に無効化したと発表した。同社の意図に反する形でコンテンツが表示されてしまう場合があることが分かったためだという。
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例えば、「ユーザーが明示的にあるURLの全文テキストを求めた場合、その要求が満たされてしまうことがある」という。
Windows Centralによると、Redditでは一部のユーザーが、有料ウェブサイトのサブスクリプションに加入せずにChatGPTを使ってコンテンツを閲覧する方法についてやり取りしているという。
OpenAIは発表の中で以下のように述べた。「ベータ版のBrowse with Bing機能の提供は慎重を期して、コンテンツ所有者に迷惑をかけないようにするための修正が完了するまでの間、2023年7月3日をもって一時的に停止します。ベータ版の提供をできる限り早く再開するための作業に取り組んでいるので、ご理解のほどよろしくお願いします」
この機能がいつ復旧するかは明らかにされていない。
MicrosoftはChatGPTに「Bing」検索のエンジンを統合することで、検索エクスペリエンスが向上するとしていた。ChatGPTは2021年9月までの情報で訓練されているため、それ以降の情報については回答できないが、この統合によって新たな情報にも対応できるようになる。