弁護士ドットコムは7月21日、AIによる契約書の自動レビュー支援サービス「クラウドサイン レビュー」の提供開始を発表した。
クラウドサイン レビューは、契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン」が提供するサービス。契約書ファイルをアップロードし、自社の立場を選択すると、AIが不利な条項や抜けている条項を指摘し、欠落条項や要注意条項、解説などを自動表示する。専門弁護士が作成した解説や自社に有利な条文サンプルも表示されるため、高度な専門知識がなくても、レビューの工数を大幅に削減できるという。
大手法律事務所出身の弁護士監修による高いAI精度、リーズナブルな価格体系、250万社以上の顧客基盤を有するクラウドサインの導入支援経験に基づく豊富なサポート体制を特徴とする。
契約業務のフローに沿った契約ライフサイクルマネジメント(CLM)というビジネスモデルおける契約締結、契約管理に次ぐ3つ目の軸として、AIレビュー支援サービスに参入すると弁護士ドットコムは説明する。さらに、和文・英文契約書AIレビュー支援サービス「LeCHECK」を提供するリセとの資本業務提携も発表した。