invoxは、10月17日の「貧困撲滅のための国際デー」にちなみ、貧困撲滅に取り組む支援プロジェクト「One by One インボイス」を発足させた。
invoxはインボイス制度と電子帳簿保存法に対応し、請求書の受取も発行も自動化するソリューションを提供している企業。今回のプロジェクト発足以前から、自社のサービスで処理した請求書1件につき1円を子どもに関するNPOに寄付する活動を行っていた。
新たに発足した「One by One インボイス」では、請求書サービスを扱うプロダクト協賛企業を募集し、プロダクト協賛企業がそれぞれで設定する方法で子どもに関するNPOに寄付を行い、その活動を報告していく。また請求書サービスの利用企業から賛同企業を募り、その企業が発行する請求書に同プロジェクトを応援している旨を掲載するなど、プロジェクトの認知拡大に協力してもらう。
プロジェクト発足のきっかけは、同社の平均年齢は40歳で多くの従業員が子育て中のため、自分たちの問題として、子どもたちが生きる未来を少しでも明るいものにしたいと考えたからだという。
内閣府男女共同参画局によれば、日本の子供の貧困率は2015年時点で13.9%でおよそ7人に1人が「相対的な貧困」の状態にあると言われている。「相対的な貧困」とはおよそ平均的な所得の世帯の半分に満たない所得のレベルで生活をしなければならないという状態をいう。