Sansanは「Bill Oneビジネスカード」に「適格請求書判定機能」を追加した。
同カードは、インボイス管理サービス「Bill One」のオプションサービスとして提供されている。
アップロードされた証憑(しょうひょう)と利用明細を自動で照合し、金額が異なる場合はアラートを表示する。カード利用後には、利用者に証憑提出を依頼するメールが自動で配信され、証憑の回収からチェックまで一連の作業がデジタルで完結できる。
また発行したカードごとに、利用者や利用上限額を設定し、利用先のジャンルを絞ることにより、用途を制限が可能だ。さらに、利用状況をリアルタイムで管理することで、不正利用を早期に検知できる。なお、証憑は電子帳簿保存法で定められた要件を満たして電子保存できる。
利用時の判定イメージ
今回追加された機能により、カードで決済した際に受け取る領収書などの証憑が、適格請求書または区分記載請求書の要件を満たしているか否かを自動判定する。
自動確認できるのは「登録番号の記載があるか」「登録番号にひも付く事業者名と取引先名が一致しているか」「適格請求書または区分記載請求書に必要な項目が正しく記載されているか」の3項目。