平原精機工業は、次世代型サイバー攻撃のリスクに備えるべく、ソフォスの24時間体制の「Sophos MDR Essentialsセキュリティサービス」とエンドポイントセキュリティソフトウェア「Sophos Intercept X」を導入した。ソフォスが、発表した。
平原精機工業は、国内の大手メーカーや商社向けに自動化や省力化に貢献する「省力機器」、舶用ディーゼルエンジンや建設機械などで使われる精密部品のギヤなどを製造・販売している企業。
今回の導入により、24時間体制で脅威監視と対応が行われ、平原精機工業の情報システム部門ではセキュリティ対策の運用を省力化した。また、休憩時間に社員が閲覧しているウェブサイトにセキュリティリスクがあるとアラートが表示されるようになり、社員のセキュリティ意識の向上にも貢献しているという。
Sophos MDRは、ソフォスの専門家が24時間体制で提供するフルマネージド型セキュリティサービス。高度なサイバー攻撃からユーザーのコンピューター、サーバー、ネットワーク、クラウドワークロード、メールアカウントなどを保護する。Sophos MDR Essentialsは、インシデント対応を組織内で管理するために、既にセキュリティチームの設立に投資した組織を対象としたセキュリティサービス。フルマネージドの保護、検出と対応だけでなく、ソフォスのエンドポイント保護ソリューションの提供、もしくは既にいンストール済みのサードパーティーのエンドポイント保護製品へのサポートを行う。
Sophos Intercept Xは、ディープラーニングを使用して、シグネチャーに依存することなく、既知および未知のボットを検出するエンドポイント脅威対策製品。大手メーカーのサプライチェーンの一角を担う平原精機工業では、サプライチェーンを狙ったランサムウェア攻撃が増えていることを受け、次世代型サイバー攻撃にも対応できるセキュリティ強化をめざしていた。製品検討を進める中で、同社のITパートナーの提案を受けて今回の導入に至った。