東京工業大学は、3つのキャンパスに通学、勤務する学生および教職員のデバイスを保護する新たなセキュリティ対策として、ソフォスの「Sophos Intercept X Advanced」を採用した。ソフォスが発表した。
Sophos Intercept X Advancedは、高機能次世代エンドポイント対策製品と位置付けられ、ディープラーニング技術を活用して未知や既知のマルウェアを検出する。また、エクスプロイトやランサムウェア対策、根本原因解析、高度なシステムクリーンアップ機能を搭載しており、エンドポイント脅威検知/対応(EDR)機能も備えている。
今回の導入で同大学は、クラウド対応の集中管理システム「Sophos Central」を介し、学生向けライセンスやテレワークで使用されるPCの管理が容易になるとする。同製品は、同大学で運用している学生向けポータルサイトに対応しており、ソフトウェアの配布についても、既存システムと高い親和性を保持しながら運用できる。さらに全学生の17%を占める留学生に向けて、英語版のソフトやマニュアルが整備されている点も高く評価された。
Sophos Intercept X Advancedについて同大学は、仮に何らかの脅威が発見されても脅威を受けているPCを即座に遮断するため、余裕を持った対処が行えるようになる安心感を得たという。以前に導入していたサイバーセキュリティ対策ソフトでは検出できなかったマルウェアなども検知できるようになったとしている。