ドイツに拠点を置くDeepLは、日本法人DeepLジャパンにおける初のカントリーマネージャーとして白井崇顕氏を任命した。DeepLジャパンが1月10日に発表した。DeepLは2023年7月に日本法人を設立。今回の就任により、日本市場へのコミットメントと急成長する顧客層へのサービス提供の強化を図る。
白井氏は2024年1月1日付で就任し、日本市場での収益全般を統括する。DeepLの市場戦略を主導し、国内におけるDeepLのビジネス顧客基盤の成長を推進する。
同氏は、マーケティングソリューションを提供するチーターデジタルの日本法人社長 兼 アジアパシフィック統括として同地域での成長をけん引した実績を持ち、それ以前はNEC、アドビ、セールスフォース・ジャパンなどの大手企業にも勤務していたという。DeepLジャパンは「白井氏の強みである日本市場のニーズを把握する力や、対企業向けビジネスにおける深い洞察力は、日本企業のグローバル化を支援するDeepLのコミットメントを加速させる」と説明する。
白井氏は「AIコミュニケーションの世界的リーダーに加わり、日本の企業や経済全体にプラスの影響を与える一翼を担えることを大変うれしく思う。日本チームはとても献身的で、成功の鍵を握る真の原動力だと感じ、彼らを心から信頼している。今後もDeepLのサービスを新たな境地へと導いていけるよう、チームと共に歩んでいく」とコメントしている。