GitHubは米国時間1月17日、GitHubホステッドランナーのアップグレードが完了したことを発表した。「GitHub」のデフォルトラベルを使って公開レポジトリーからトリガーされる「Linux」と「Windows」ワークフローは、4 vCPUランナー上で実行される。
「GitHub Actions」は、2019年の導入以来、公開レポジトリー向けに無料で提供され、GitHubのオープンソースコミュニティーで広く採用されてきたが、その基盤は2 vCPUベースの仮想マシンのままだったと同社は説明する。2023年12月1日、LinuxとWindowsのGitHub Actionsランナーを4 vCPUベースの仮想マシンにアップグレードすることを開始しており、このアップグレードがこのほど完了したという。
今回のアップグレードにより、これまでと比べて2倍のスペックである4 vCPU、16GiBのメモリー、150GiBのストレージを備えたマシンが設定を変更することなく提供される。
今回のロールアウトを通じて、これら新しいマシン上ではGitHub Actionsワークフローが約25%向上することが分かっているという。これらのパフォーマンス向上は、プルリクエストのフィードバックループを高速化し、ビルド完了までの待ち時間を短縮するのに役立つと同社は述べる。