赤城乳業、基幹業務システムをSaaS型の「SAP S/4HANA Cloud」で最新化

NO BUDGET

2024-03-25 07:34

 フリーダムとSAPジャパンは、赤城乳業が、デジタルトランスフォーメーション(DX)を実現する基幹システムとして「SAP S/4HANA Cloud」を採用したと発表した。フリーダムが上流コンサルティングおよびシステム構築を担当し、2023年11月からプロジェクトをスタートさせている。

 アイスクリーム専門メーカーの赤城乳業は、2014年より基幹システムとして「SAP ERP」を導入していた。しかし変化対応力に優れ新機能やイノベーションへの迅速な対応が可能なことを評価し、「SAP S/4HANA Cloud Public Edition」への移行を決定した。移行作業では、長年の運用で蓄積されたアドオンや周辺システムを整理している。これにより社内のさまざまなシステムからのデータを一元化させ、情報システム部門を介さず現場で直接必要なデータを取得できる内製化の基盤が整備できたという。

 さらにパブリッククラウドの導入により、新機能の追加や法制度への迅速な対応が可能になり、将来の事業展開に柔軟に対応できる体制を整備できた。

 同プロジェクトでは、業務をERPに合わせる「Fit to Standard」の手法と追加開発をAPIによる疎結合連携で進める「Side by Side開発」を活用した。これによりERPシステム導入時のカスタマイズを最小限に抑えつつ、ソフトウェアの標準機能を最大限に運用できるようにした。

 さらに「SAP Signavio」を用いた業務プロセスの可視化とプロセスマイニングにより、エンドツーエンドでの業務の透明性を高め、継続的な改善を支援した。

 SAP Signavioは、ビジネスプロセス管理のための包括的なモデリングツール。「BPMN 2.0」などの国際標準規格に準拠し、業務プロセスの階層構造管理、フロー図の比較、シミュレーション機能を提供する。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]