JFEスチールは、本社会計・投資管理システム基盤をSAP S/4HANA Cloudへ移行した。移行を支援したSAPジャパンが3月13日に発表した。
JFEスチールは、2017年に会計・投資管理システムの基盤としてのERPをオンプレミス環境に導入した。その後2022年7月に、機能拡張が容易な「SAP S/4HANA Cloud」の導入を開始し、6カ月の移行期間を経て、安定したシステム本稼働を実現しているという。また、製造拠点初となる仙台製造所のシステムのオープン化も2022年に完了させている。
今後同社は、SAP S/4HANA Cloudを他の業務領域へ展開し、さらに「SAP Ariba」や「SAP Business Technology Platform」などの活用によりクラウド環境を充実させ、業務刷新を進めていく。