ホリデーシーズンが到来し、多くの企業が値引き、宣伝、その他のキャンペーンを通じた活用法を見いだそうとしている。OpenAIは「12 days of OpenAI」(OpenAIの12日間)と銘打ったキャンペーンでその輪に加わる。
OpenAIは米国時間12月4日、「X」(旧Twitter)の投稿で、「OpenAIの12日間」を12月5日から開催すると発表した。この投稿によると、12日間のライブストリーミングと、「大小含めて多くの新しいもの」が目玉だという。
OpenAIの最高経営責任者(CEO)Sam Altman氏がこのイベントのもう少し詳しい内容を投稿した。開始は太平洋時間12月5日午前10時で、平日に毎日、発表かデモのライブ配信を実施するという。
starting tomorrow at 10 am pacific, we are doing 12 days of openai.
— Sam Altman (@sama) December 4, 2024
each weekday, we will have a livestream with a launch or demo, some big ones and some stocking stuffers.
we’ve got some great stuff to share, hope you enjoy! merry christmas.
ライブ配信を視聴するには
ライブ配信はOpenAIのウェブサイトで行われ、その後すぐに同社のYouTubeチャンネルで公開される。また、アクセスしやすいよう、OpenAIが開始10分前(太平洋時間午前10時/東部時間午後1時/日本時間の翌日午前3時ごろ)に同社のXアカウントでライブ配信へのリンクを投稿することになっている。
発表される内容はサプライズとして伏せられているが、大きなものの1つに「Sora」の一般公開を期待する人が多い。Soraは2024年2月に先行公開されたOpenAIの動画生成モデルで、公開以降、いわゆる「レッドチーム」のメンバーやテスターなど一部の人のみがアクセスできるようになっているが、一部のテスターが「報酬のない労働」への不満からアクセス方法をリークしたと11月末に報じられた。
他には、大規模言語モデル(LLM)「OpenAI o1」の高度な推論機能を拡充した新版、OpenAIの「Advanced Voice Mode」(高度な音声モード)向けのサンタの声(コードネーム「Straw」)などの発表がうわさされている。後者は11月下旬、ユーザーによってコードが発見された。
提供:Nataliia Karpenko/Getty Images
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。