編集部からのお知らせ
「ZDNet Japan Summit」参加登録受付中! 
新着記事集:「負荷分散」

HPとシスコ、ブレードサーバ対応スイッチ製品を開発

Marguerite Reardon(CNET News.com)

2005-02-01 21:58

 Hewlett-Packard(HP)とCisco Systemsは、HPのブレードサーバ環境に組み込むためのギガビット・イーサネット・スイッチを開発した。

 HPとCiscoは米国時間1月31日、HPのBladeSystemサーバのシャーシに組み込み可能で、機能的にはCiscoの(Catalyst)2970 Gigabit Ethernet Switchの機能をベースにした、イーサネット・スイッチ・ブレードの新製品を共同開発したと発表した。この製品により、すでにCiscoのネットワーク機器を利用しているユーザーが、HPのサーバラックも使えるようになると、CiscoのMaciej Kranz(デスクトップスイッチ部門マーケティング担当シニアディレクター)は述べている。新型のブレードスイッチは、2月に発売される。

 ブレードサーバは省スペースを実現できることから、従来型のラックマント型サーバを利用するユーザーから大きな関心を集めている。またブレードサーバではケーブル配線の数が少ないため、一般に管理が容易になっている。

 ブレードサーバ製品ラインを持つサーバメーカーは、HPだけではない。IBMは2003年3月に、Bladecenter T Rackという製品を発表しているほか、Dellも2003年11月にPowerEdge 1855というブレードサーバを再び発表している。

 調査会社IDCによると、ブレードサーバ市場の規模は2004年第2四半期に2億3300万ドルとなったが、このうち44%をIBMが占め、HPのシェアは32%、またDellの市場シェアは3%だったという。IDCでは、2008年に同市場は90億ドル規模にまで成長し、全サーバ出荷数の29%を占めるまでになると予想している。

 Ciscoと提携したことで、HPはIBMに対抗してシェアを伸ばせる可能性がある。スイッチ技術のブレードサーバ・シャーシへの組み込みは、フォームファクタのメリットを享受するのに重要だと、HPのBladeSystem部門のシニアディレクタを努めるMark Potterは述べている。もしこのような形でスイッチが組み込まれなかった場合、ユーザーはブレード同士の接続に外部スイッチを使わなければならない。HPでは、2003年以来Nortel Networksのイーサネット・スイッチ・ブレードを販売している。

 だが、同社はいままで、イーサネット・スイッチの分野で70%以上の市場シェアをほこる業界リーダーのCiscoの製品は扱っていなかった。これに対し、IBMは昨年8月にCiscoとの提携を発表している。

 HPでは、ネットワーク機器製品を開発するHP ProCurveという部門を抱えているが、同社のサーバ部門では自社のどのイーサネット・スイッチ製品も自身のブレードサーバ環境に組み込むことはなかった。

 「ProCurveは、中小規模向け市場に注力している。一方で、BladeSystemは大規模な企業データセンターアプリケーションに比重を置いている。ProCurve製品向けのブレード技術を開発することも可能だが、それはユーザーが望むものではない。ユーザーが求めているのは、Cisco製品との互換性だ」(Potter)

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    Google Cloudセキュリティ基盤ガイド、設計から運用までのポイントを網羅

  2. セキュリティ

    仮想化・自動化を活用して次世代データセンターを構築したJR東日本情報システム

  3. ビジネスアプリケーション

    スモールスタート思考で業務を改善! 「社内DX」推進のためのキホンを知る

  4. セキュリティ

    Emotetへの感染を導く攻撃メールが多数報告!侵入を前提に対応するEDRの導入が有力な解決策に

  5. セキュリティ

    偽装ウイルスを見抜けず水際対策の重要性を痛感!竹中工務店が実施した2万台のPCを守る方法とは

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]