シーイーシーは7月21日、ITサービス管理および運用の世界標準ガイドライン「Information Technology Infrastructure Library(ITIL)」に準拠した運用管理ソフト「Sostenuto ITSM」の販売を開始し、同製品を利用して企業のシステム運用管理の最適化を支援する「ITマネジメントサービス」の提供を8月1日から開始すると発表した。
「Sostenuto ITSM」は、インデント管理や問題管理、変更管理、リリース管理、構成管理、サービスレベルの管理といった、従来個別に設計・開発の必要があった機能を、ITILに準拠した標準機能として提供する。サービス管理以外の管理業務にも幅広く対応し、ITILの短期導入とTCOの削減を実現、運用管理業務全般を支援する。
また「ITマネジメントサービス」では、ITIL運用改善に必要となるサービスの提供やプロジェクトの推進、ベンダー調整、ソリューション提案などを実施する。
同社は「Sostenuto ITSM」の販売および「ITマネジメントサービス」の提供により、今後3年間で累計10億円の売上げを目指す。