XMLコンソーシアムとUMLモデリング推進協議会(UMTP)は9月15日、ビジネスプロセス管理(BPM)とサービス指向アーキテクチャ(SOA)の研究および調査、普及、啓発で協力すると発表した。
BPMとは、業務横断的なビジネスプロセスをモデル化してより効率的に管理および運用することで、分析、設計、実行、モニタリング、改善、再構築を継続的に行い、業績を向上させる手法。SOAとは、企業内外の情報システムの機能を再編し、業務(ITで実現するサービス)の視点でソフトを部品化することで、柔軟に変更可能なシステムを構築する考え方である。
UMTPはモデリング技術に強く、XMLコンソーシアムはXMLやSOAなどの実装ノウハウを持つ。今後、UMTPのBusiness Process Modeling Notation(BPMN)研究会と、XMLコンソーシアムのSOA部会およびビジネスイノベーション研究部会が連携し、相互に補完する形で活動を進める。