日本オラクルは10月6日、日立製作所とブログベースの企業イントラネット向け情報共有分野で協業することを発表した。
この発表により日本オラクルと日立は、製品の相互接続検証や、共同でのシステム導入を行っていくほか、マーケティングなどでも協力していく。両社は、新しいシステムの提供を2006年に開始する予定だ。
具体的な取り組みとしては、日本オラクルの統合ミドルウェア環境「Oracle Fusion Middleware」および関連システムと、日立のブログベース情報共有システム「BOXER イントラブログ」およびその関連ソフトを相互接続し、技術的な検証を実施する。
Oracle Fusion Middlewareは、ディレクトリサーバ「Oracle Internet Directory」、全文検索エンジン、ビジネスインテリジェンス製品「Oracle Business Intelligence」、システム管理ツール「Oracle Enterprise Manager」などで構成される。一方、日立はイントラブログサーバ「iB」、RSSリーダー&クローリングサーバ「SONAR」などを提供する。