「Snort」開発元のソースファイアを買収--チェック・ポイントがIDSに進出

ニューズフロント

2005-10-07 19:48

 イスラエルに本拠を置くCheck Point Software Technologies(Check Point)は米国時間の10月6日、侵入検知/防御ソフトなどを提供する米Sourcefireを2億2500万ドルで買収すると発表した。Check Pointは、現金支払いとSourcefireのストックオプションプラン引き受けにより買収を実施する。

 Sourcefireは、オープンソースの侵入検知(IDS)ソフトウェアである「Snort」の開発者が設立した非公開企業。リアルタイムにネットワーク上の不審な挙動を収集し、分析するソフトウェア「Sourcefire RNA」などを提供している。メリーランド州コロンビアに本社を置き、英国リーディングに欧州本社を、ドイツと日本に拠点を持つ。

 買収の目的について、Check Pointは「自社のセキュリティ製品群をいっそう強化し、急速に成長している侵入防御などの分野に進出する機会を拡大するため」と説明している。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  2. セキュリティ

    マンガでわかる脆弱性“診断”と脆弱性“管理”の違い--セキュリティ体制の強化に脆弱性管理ツールの活用

  3. セキュリティ

    クラウドセキュリティ管理導入による投資収益率(ROI)は264%--米フォレスター調査レポート

  4. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

  5. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]