オープンソース・ジャパン(OSJ)とRSAセキュリティは11月18日、OSJのLAMP(Linux、Apache、MySQL、PHP)ウェブシステムをワンタイムパスワード生成カード「RSA SecurID」に対応させると発表した。
RSA SecurIDは、1分ごとに変化する6桁の数字によるワンタイムパスワードを生成するカード。ユーザー認証時に、この6桁の数字とユーザー本人だけが知っている4桁の暗証番号を入力させることで、安全性の高いシステムを実現できる。OSJは、LAMPベースのシステムや、LAMPと商用製品を組み合わせたハイブリッド環境におけるパスワード認証にRSA SecurIDを採用し、ログイン時のセキュリティ強化と信頼性の向上を目指す。
具体的には、ネットバンキングや特定会員向けサービスなど高いセキュリティ強度が必要とされる環境に対し、RSA SecurIDでセキュリティを強化したシステムを提案していく。また、グループ企業であるイーセキュリティ・ジャパンの内部情報漏えい対策製品「CWAT」などと連携したシステム構築も実施する。