2005年第3四半期の携帯電話出荷、シャープが首位に--IDC Japan調べ

CNET Japan Staff 2005年11月30日 08時04分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 IT専門調査会社のIDC Japanは11月29日、2005年第3四半期における国内携帯電話市場規模と、同市場の今後の見通しを発表した。

 この調査によると、2005年第3四半期の国内携帯電話端末出荷台数は、対前年同期比7.2%減の1027万台。同年第2四半期から2期連続してマイナス成長となった。その主な要因としてIDCは、製品差別化、デザイン面の優位性を明確に打ち出し、かつ需要全体を牽引する際立ったヒット端末が登場せず、需要全体が伸び悩んでいること、通信事業者間で、一部端末調達戦略の見直しが実施され、その数量の絞り込みの影響から需要が縮小傾向に向かったこと、などと分析している。

 同四半期における端末ベンダーのシェアでは、シャープが首位に躍り出た。強いブランド力や、NTTドコモとボーダフォン向けの3G端末を中心に、安定的に新規端末を連続投入していることが躍進のベースとなった。

 一方、第2位から第4位までのシェアは混戦状態。前回3位のNECが順位をひとつ上げて2位になり、前回4位の東芝は、au/KDDI向けに人気端末を連続出荷しながら好調を維持して3位となった。なお、前回首位のパナソニック・モバイルは、2005年前半の勢いを維持できず、出荷数量が大きく落ち込み4位に転落した。

 方式別による出荷台数推移では、従来通り3Gシフトが進んでおり、ドコモ向けFOMA、au/KDDI向け(CDMA1x、EV-DO)そしてボーダフォン向け3G(W-CDMA)を合わせた国内携帯電話の3G端末出荷占有率は79.7%まで上昇。IDCは、今後もこの占有率が上昇し、2005年第4四半期には90パーセント前後にまで拡大する可能性が高いとの見通しを示している。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
OS

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

  • ビジネスの継続的な成長を促す新たなITのビジョン

    多くの企業においてITに求められる役割が、「守り」のコスト削減から「攻め」のビジネス貢献へとシフトしつつある。その中でIBMが提唱する新たなビジョンEnterprise Hybrid ITとは?

  • デジタル変革か?ゲームセットか?

    デジタルを駆使する破壊的なプレーヤーの出現、既存のビジネスモデルで競争力を持つ
    プレイヤーはデジタル活用による変革が迫られている。これを読めばデジタル変革の全体像がわかる!

連載

CIO
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
企業決算を追う
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化