ブルーコートシステムズは1月12日、新規ウェブサイトを自動的に検出、分類し、ユーザー設定にあわせてブロックするURLフィルタリング製品「Blue Coat Web Filter」を、同日より販売開始すると発表した。同社のプロキシアプライアンス「Proxy SG」シリーズに搭載され、ASP形式で提供する。
同社によると、一般的なURLフィルタリング製品では、新たなウェブサイトが出現するごとに、人間が個別にその有害性を判断、分類し、データベースを更新する必要がある。
新製品では新たに出現したウェブサイトを自動的に検知。既存のデータベースをもとに、ウェブサイトに含まれる単語やリンク情報から有害性を判断、分類し、データベースを自動更新する機能を備える。
ウェブサイトの分類にかかる時間は200ミリ秒以下。「人手を介するサービスに比べ圧倒的短時間での分類を可能にした」(同社)とする。登録ウェブサイト数は現在900万件。50種の言語をサポートし、1日あたり6000件以上のウェブサイトを検知、分類しているという。