NECは2月13日、各市町村の教育委員会向けに、電子メールを利用した緊急連絡網サービス「学びの扉 緊急連絡網サービス」を開始すると発表した。
警察や自治体などが通達する不審者情報、防災情報といった緊急情報を、教育委員会の担当者が、あらかじめ登録した学校や保護者のメールアドレスあてに一斉送信する。また学校ごとに内容の異なるメールを配信する機能も備える。
このメール配信ASPサービスを利用し、最大100万件規模の同報メールに、個人情報保護を施して送信できる。配信システムは、同ASPサービス専用のデータセンターが運用する。セキュリティ管理体制の国内標準ISMSに準拠し、常時安定した個人情報保護環境を提供するという。
月額利用料金は登録メールアドレス5000件までの場合で税別3万3000円から。NECでは教育委員会のほか小中学校を顧客に見込み、今後2年間で200ユーザーの獲得を目指す。