日本ヒューレット・パッカードとレッドハットは2月15日、Linuxベースのシステム構築サービスについて協業すると発表した。レッドハット製Linux製品を使ったシステム構築サービスを、日本HPのシステム構築、運用支援サービスの一部として提供する。
両社によると、最近はコスト削減の期待からLinuxシステムを導入する企業が急増しており、Linuxシステムの運用管理に関する課題が認識され始めている。これを受け日本HPとレッドハットでは、従来の保守や技術面での協業に加え、新たに運用、管理面での協業を決定したいう。
第1弾として、Linuxシステムの構築、運用、管理を一括提供する「RHNサテライトサーバ構築支援サービス」を15日より提供開始する。料金は157万5000円から。
日本HPがハードウェア、ネットワークの調達と、レッドハット製Linux製品を使ったシステム構築を担当。レッドハットはパッチ管理やプロビジョニングなどサテライトサーバの機能部分の整備を受け持つ。システムのほか、ハードウェア、ネットワークなどの運用、管理も実施する。