テンアートニは2月16日、Java/.NET対応ウェブ帳票ソフトの新版「WebReportCafe 2006」を発表した。新版には、対話方式の帳票作成を可能とする「PDFフォーム機能」などを追加している。
WebReportCafeは、ウェブシステム上で申請書や経費精算書、見積書といった各種帳票を作成するためのソフト。Javaと.NETに対応しており、さまざまなシステムへの組み込みが容易になるという。
新版のPDFフォーム機能により、PDF形式の帳票に対話方式の手順でデータを直接入力し、画面に表示されたレイアウトと同じ状態で印刷ができるようになった。サーバとのあいだで入力データの送受信ができることから、リッチクライアントとしても使用できる。また、テンアートニは、「もう1つの新機能である『画像出力機能』は非常に動作が速いことから、Ajaxで活用することが可能」としている。
新版では、設計ツール「WebReportCafe Designer」もJavaと.NETの両環境対応となり、プラットフォームを選ばず使えるようになった。1CPU当たりの税込み価格は以下のとおり。
- WebReportCafe Designer:21万円
- Engine(for Java):52万5000円
- Engine(for .NET):12万6000円
- Server(for Java):105万円