インターネットイニシアティブ(IIJ)は2月16日、企業向け電子メール運用サービス「IIJ Mailゲートウェイサービス」に、メールの保管や検索昨日などのオプションを追加すると発表した。2月28日から提供を始める。
IIJによると、日本版SOX法の制定を前に、自主監査の際の証拠としてメールアーカイブの重要性が増しているが、保管用ストレージの導入、運用は企業にとって大きな負担になる。IIJはこれを受け、メール運用サービスの顧客向けに、新たなオプション機能の提供を決めたという。
顧客が送信および受信したメールを、IIJのデータセンターが自動的に保管。ウェブ上でメールの検索や閲覧、ダウンロード、削除をする機能を提供する。日付や送信元、宛て先、件名、添付ファイルの有無といった条件で検索ができる。
オプション機能の月額基本料金は税別40万円。標準で10Gバイト分のメールを保管する。また10Gバイトあたり税別20万円の追加料金で、保管容量の増加を受け付ける。最大保管容量は、メール運用サービス1契約につき200Gバイト。