NECは2月28日、米Wily Technologyのウェブアプリケーション性能監視ソフト「Wily Introscope」の販売と出荷を開始した。税別価格は117万円から。
Wily Introscopeは、Java Platform, Enterprise Edition(Java EE)対応ウェブアプリケーションの処理性能劣化や障害発生をリアルタイムに検出、診断するソフト。原因をアプリケーションサーバやデータベース、ネットワークなどシステム全体から特定することができ、「性能問題を迅速に検出、解決可能で、サービス品質の向上を実現する」(NEC)。
NECは、WilyとWily Introscopeの販売代理店契約を締結し、主に通信事業者を対象に提案活動を進める。Wily Introscopeに検出された性能問題の解決を支援するチューニングサービスも提供する。両社は、セミナー開催や展示会での協力など、マーケティング活動や販売推進活動に取り組む。技術問い合わせの対応やバージョンアップ情報の提供、保守作業時の調査、対応情報の提供など、サポート提供も実施する。
NECでは、今後3年間で50システムの販売を見込む。