ウイングアーク テクノロジーズは3月23日、東ハトが取り組む企業データの有効活用と業務効率化をはかる社内システムにおいて、多次元高速集計検索エンジン「Dr.Sum EA」が採用され、2006年4月からの本格運用を予定していることを発表した。
東ハトの情報システム部は、2004年よりEUC(エンド・ユーザー・コンピューティング)基盤を構築。経営判断や需要予測、マーケット分析などにおいて、基幹システムのデータを抽出して集計分析できる環境をユーザー部門に浸透させる取り組みを展開している。
しかし、ユーザー部門に情報を提供するためのデータ加工にかなりの時間がかかっていたことから、「Dr.Sum EA」を採用。だれもが集計分析できる環境の実現を目指している。導入スケジュールは、2006年3月に経営管理部門に導入開始。続いて、経理、営業部門、生産管理と展開し、2006年度内の全社展開を予定している。