統合サービスプラットフォームBladeSymphony
統合サービスプラットフォームの具現化として日立製作所が2004年9月、業界に先駆けて製品化したのがBladeSymphonyである。オープンシステムの自由度を活かしながらシステム全体を統一するために、システム管理ソフトウェアBladeSymphony Manage Suiteを新たに開発し、BladeSymphonyの基本的な運用管理を遂行することができる。筐体にはサーバ、ストレージ、ネットワーク装置を自在に統合することが可能であり、ITシステムを一つの装置で実現する。
- 運用が容易であること(Manageability)
- 急なシステム性能要求に対応できること(Scalability)
- 高可用システムであること(Availability)
このBladeSymphonyが提供する価値により、ユビキタス情報社会におけるお客様ビジネスの確実な発展をご支援できると考える(図2)。
変わるもの、変わらぬもの
進化の目的は、環境に適合しながらの継続的な種の保存である。われわれの社会においても、周囲環境とのコラボレーションにより新たな価値をともに創り出しながら発展していく革新的変化を支えるのは、安定的な信頼性の基盤である。計算機システムもオープン時代を経て、メインフレームのDNAを抱きながら新たな進化形に生まれ変わらねばならない。