ヴイエムウェアは4月3日、仮想マシン環境の定義とフォーマット設定に使用される仮想マシン用ディスクフォーマットの規格を無償公開すると発表した。同社は、市場で広く採用されているほかのオープンな仮想マシン用ディスクフォーマットもサポートすることで、この分野でのオープン規格を統合したい考えだ。
仮想マシンでは、サーバとデスクトップ環境全体がひとつのファイルにまとめられる。仮想マシンのディスクフォーマット規格には、仮想マシン環境とその保存方法が定められており、仮想マシン環境のインフラは、仮想マシン用ディスクフォーマットに強く依存する。このため、オープンかつ無制限の仮想マシン用ディスクフォーマットがあることは、仮想化環境での新ソリューション開発などで重要な役割を果たす。
ヴイエムウェアの仮想マシン用ディスクフォーマット規格のもとで付加価値製品を開発しているソフトウェア会社には、Akimbi Systems、Altiris、BMC Software、PlateSpin、rPath、シマンテック、トレンドマイクロなどがある。