あおぞら銀行、センドメール製品群の採用でコンプライアンス向上とセキュリティ強化

CNET Japan Staff

2006-04-18 00:45

 センドメールは4月17日、あおぞら銀行がメールシステムの刷新と統合管理体制の確立、およびコンプライアンスの向上とスパム対策はじめとするセキュリティ強化を目的に、センドメールの製品群を採用し、本格稼働したことを発表した。

 今回、あおぞら銀行が導入したのは、メール配信サーバ「SendmailSwitch」、メールセキュリティ管理の統合プラットフォーム「Sendmail Mailstream Manager」を中核とする製品群。

 Mailstream Managerを活用することで、外部向けメールに使用禁止用語が含まれていないかどうかをチェックして該当するメールを保留したり、業務内容に合わせたメール転送制限の設定、添付書類のパスワードロックのチェックなど、コンプライアンスの向上を目指している。また、スパム/ウィルス制限では、Cloudmarkのエンジンにより対処する。

 同行ではさらに、メールストアシステムも旧システムから新システムに移行中。ユーザー認証や転送情報などを集中管理するLDAPサーバ「SendmailDirectory Server」および、複数のLDAPサーバ間の同期をとる「DirSync」により、新旧システムが混在する環境でメールの振り分けを行っている。

 メールシステムのゲートウェイには、SMTP認証を備えたメール配送エンジン「Sendmail Switch」および「FlowControl Filter」を配置し、ゲートウェイでトラフィックを制御できる仕組みになっている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    ITR調査結果から導くDX浸透・定着化-“9割の国内企業がDX推進中も成果が出ているのはごく一部”

  2. セキュリティ

    最新調査が示すセキュリティ対策の「盲点」とは?|ゼロトラスト、生成AI、サプライチェーンリスクの実態

  3. セキュリティ

    セキュアな業務環境を実現する新標準「Chrome Enterprise Premium」活用ガイド

  4. セキュリティ

    失敗しない「脱PPAP」とは?主要ソリューション5つを徹底比較してわかった勘所

  5. ビジネスアプリケーション

    調査結果が示す「生成 AI 」活用によるソフトウェア開発の現状、ツール選定のポイントも解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]