NECは5月25日、デュアルコアインテルXeonプロセッサーを最大2個搭載可能な新型サーバ「Express5800/120Ri-2」「同/120Rg-1」「同/120Li」「同/120Eh」「同/120Li(水冷モデル)」の販売を開始した。
筐体は、120Ri-2が2Uラック型、120Rg-1が1Uラック型、残り3モデルがタワー型となる。Serial Attached SCSIハードディスクに対応したほか、従来モデルではオプション品だったサーバ管理LSI「EXPRESSSCOPEエンジン」をマザーボード上に標準実装し、リモート管理機能を強化した。
搭載可能なプロセッサは、120Ri-2、120Rg-1、120Li、120EhがXeon 5050(動作周波数3GHz)またはXeon 5080(3.73GHz)。フロントサイドバスのクロック周波数1066MHzのチップセットを採用する。DDR2-533メモリを最大24Gバイト搭載できるなど、NECでは「サーバとして基本性能を従来商品に比べて約2倍高めた」としている。いずれのモデルも5月29日に出荷を開始する。
120Li(水冷モデル)のプロセッサは、Xeon 5050となる。騒音は約40dBと「図書館並の静けさを実現し、通常のラックモデルに比べ音圧レベルで約20%低減し、静音化を実現」(NEC)という。出荷開始は6月12日とする。
各モデルの税別価格は以下のとおり。
- 120Ri-2:44万4000円から
- 120Rg-1:41万9000円から
- 120Li:39万9000円から
- 120Eh:23万5000円から