NECは3月29日、ブリヂストンがユビキタスオフィス基盤「StarOffice21」を採用し、企業情報ポータルを構築したことを発表した。同ポータルは、170種の業務システムへのシングルサインオン、文書管理、ワークフローなどの機能を備え、約6000人の従業員が利用する。
ブリヂストンでは、膨大な情報を整理、蓄積し、必要に応じて情報を連携、統合するために、高いセキュリティレベルを確保しながら、情報の蓄積、共有および情報への容易なアクセスを可能にする新システムを導入した。
新システムは、ブリヂストンにおいて、本社/支店/工場/技術センターに所属する営業職、事務職、役員というほぼ全社員が対象。約6000人が利用することで、ワークスタイルの変革によるオフィス業務の生産性向上や、効果的かつ効率的な情報共有の実現を目指す。
今後は、さらなる業務の生産性向上や情報共有を図るため、社内での活用促進・グループ会社への展開や情報漏えいを防止するためのセキュリティ強化などを推進する計画。なお、新システムのハードウェアとして、NECのIAサーバ「Express5800」17台、ストレージ「iStorage」1台が利用されている。