サン・マイクロシステムズは6月15日、旧版のSolarisや他社OS上で稼動するアプリケーションを「Solaris 10」環環へ移行させる際の技術検証作業および移行支援作業を行う「マイグレーションセンター」を自社内(東京都世田谷区用賀)に設置したことを発表した。
マイグレーションセンターでは、同社のハイエンドサーバ「Sun Fire E25K」やストレージシステム「Sun StorEdge 99xx」シリーズなどのIT環境が完備されている。必要なシステムをエンドユーザーやパートナー企業の環境に持ち込んで検証作業を行うことも可能だ。
また、2006年中の統合を予定している日本ストレージ・テクノロジー(ストレージテック)の東京コンピーテンシー・センターを使って、メインフレーム環境や異機種混在環境での相互動作検証テストを実施することもできる。サンとストレージテックの統合後は、この東京コンピーテンシー・センターをマイグレーションセンターの一部として活用することを計画している。