日本IBMは6月29日、統合モバイルミドルウェア「WebSphere Everyplace Access(WEA)」とNTTドコモの企業向けスマートフォン「FOMA M1000」が接続できることを確認したと発表した。
WEAでは、モバイル端末とサーバ間の通信手段にSyncML技術を利用している。このため、NTTドコモが提供するSyncML対応のメール用同期モジュールを活用することで、グループウェアに対してメール、カレンダー、およびアドレス帳の同期が可能になる。
これにより、IBMのグループウェア「Lotus Notes/Domino」のユーザーは、WEAとモバイル端末の間で同期を取りながら、企業内の電子メールやカレンダー、データベースサーバなどとデータ通信できるようになった。