アルプス システム インテグレーション(ALSI)の教育事業部門と旺文社デジタルインスティテュート(旺文社DI)は7月3日、2006年10月1日付けで事業を統合、社名を「チエル株式会社」に変更して新たな事業に取り組むことを発表した。
この発表は、ALSIの学校向けシステム販売(情報教育事業/語学教育事業)と、旺文社DIのコンテンツサービス提供(デジタル教材サービス事業)を融合することで、より一層の事業拡大を目指すことが目的。2007度に売り上げ13億円、2009年度には25億円の売り上げを目指している。
チエルでは、デジタル教材サービス事業、情報教育事業、語学教育事業の3つの事業を中核に、ICT(Information and Communications Technology)を日常的に活用する教師や子どもたちの視点で、教育効果の向上や管理負担の軽減などにつながる取り組みを展開する。
ALSIは1990年の設立以来、小・中学校、高等学校、大学などの教育機関向けに、語学教育システム製品、校内ネットワーク活用システムおよびセキュリティソフトなどを開発し、全国の学校に導入してきた。1997年に、教育出版社として豊富なノウハウを持つ旺文社とのジョイントベンチャーとして旺文社DIを設立していた。