日立製作所は7月25日、日立のセキュリティソリューション「Secureplaza」の目的別ソリューションとして提供しているフォレンジックソリューション「Secureplaza/FS」に、音声通話をログとして保存できるようにする「音声通話録音システム」をラインアップに追加したことを発表した。7月26日に出荷する。
フォレンジック(コンピューター・フォレンジック)は、コンピュータのデータ改ざんやネットワークにおける不正アクセス、情報漏えいといった事件を追跡するため、アクセスログなどの活動記録情報を証拠として保全し、解析する手法を指す。
Secureplaza/FSに音声通話録音システムを追加することで、通話内容を音声ファイルとして格納し、通話日時や通話者、内線電話番号といった各種インデックス情報を付加して容易に検索できるようにする。電話による情報漏えいの抑止や、通話者間でのトラブル発生時の証跡保管などが可能になる。
価格は78万7500円から。2007年3月末までに50社への販売を目指す。