ネットジャパン、バックアップ/同期ソフトとデータ消去ソフトを発表

ニューズフロント

2006-08-04 14:31

 ネットジャパンは8月4日、企業向けのファイルバックアップ/同期ソフト「NetJapan Backup Platinum 2.1 Server Edition」「NetJapan Backup Platinum 2.1 Client Edition」とデータ消去ソフト「NetJapan Disk Wiper 7.0」の出荷を、8月16日に開始すると発表した。

 Backup Platinumは、内蔵および外付けハードディスクやネットワーク共有フォルダ上のファイルをバックアップするソフト。バックアップ先としては、ローカルハードディスクのほか、USBドライブ、ネットワーク共有フォルダ、FTPサーバ、CD-R/RWメディア、DVD±R/RWメディアが選べる。ファイルをバックアップする以外に、ネットワーク経由でほかのPCやFTPサーバとファイルを同期させる機能も備える。

 差分バックアップに対応しており、1つのファイルについて複数バージョンのバックアップを保存できる。バックアップ先から全ファイルをまとめて復旧するだけでなく、特定ファイルの特定バージョンを復旧することも可能。

 対応OSは、Windows XP Home Edition、Professional、2000 Professionalとなる。税別価格は以下のとおり。ネットジャパンでは、1年間で売上高5000万円を見込む。

  • NetJapan Backup Platinum 2.1 Server Edition
    メディアキット:3000円
    ライセンス単価:2万1000円(1〜10ライセンスの場合)
  • NetJapan Backup Platinum 2.1 Client Edition
    メディアキット:3000円
    ライセンス単価:3600円(10〜25ライセンスの場合)

 Disk Wiperは、ハードディスク全体や各パーティションのデータを復元不可能な状態に消去するソフト。「ブートストラップコードやほかのシステムサービス構造を含む、ハードディスク上のすべての情報を完全に消去するため、最高レベルのセキュリティを実現できる」(ネットジャパン)。対応している消去方式は以下のとおり。

  • 米国国防総省準拠DoD5220.22-M
  • 米国海軍準拠NAVSO P-5239-26-RLL
  • 米国海軍準拠NAVSO P-5239-26-MFM
  • 英国Infosec Standard No.5(Enhanced)
  • ドイツVSItR
  • オーストラリアASCI 33
  • ロシアGOST R 50739-95
  • グートマン(Peter Gutmann)
  • Bruce Schneier
  • NetJapan

 データ消去機能を備える起動用メディアを作成できるため、ハードディスクからPCを起動できなくなった場合でも、データの消去が行える。また、スクリプトを組み込んだCDメディアを使い、データを自動消去することも可能だ。

 対応OSは、Windows 2000 Professional、XP Professional、Server 2003となる。税別価格は以下のとおり。ネットジャパンでは、1年間で売上高5000万円を見込む。

  • NetJapan Disk Wiper 7.0(ワークステーションライセンス)
    メディアキット:4200円
    ライセンス単価:6710円(1〜49ライセンスの場合)
  • NetJapan Disk Wiper 7.0(再販業者向けのVARライセンス)
    メディアキット:4200円
    ライセンス単価:860円(10〜49ライセンスの場合)

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