米Vivisimoの日本における総代理店であるグループネットは8月10日、Vivisimoが開発した企業向け検索エンジン「Vivisimo Velocity 5」の販売を開始した。
Vivisimo Velocity 5は、検索結果を解析し自動的にカテゴリー分類する「クラスタリング機能」と、複数の検索エンジンや各種ニュースサイトなどを横断的に検索する「メタ検索機能」を搭載した検索エンジンだ。
情報収集する各コンテンツの中身を項目単位でインデックス化し、その特性を検索結果に反映することが可能な「クロール機能」を搭載、必要とする情報に容易にアクセスできる。また、コンテンツの表示能力を向上させ、企業がウェブを通じて提供するサービス特性に応じた検索結果の表示が可能としている。
企業が自社で運営するポータルサイトの検索エンジンや、企業内や研究機関でのドキュメントやナレッジ情報のデータ共有インフラ、さらには自治体の住民向け情報サービスのシステムなど、さまざまな情報検索に活用することができるという。
価格は年間ライセンスが約370万円からとなっており、グループネットでは、初年度で25社の顧客獲得を目指すとしている。