アルプス社とコグノスが協業--地図データとBIツールを連携

ニューズフロント

2006-08-22 22:17

 アルプス社とコグノスは8月22日、地図データとビジネスインテリジェンス(BI)ツールの連携に向けて協業すると発表した。コグノスはアルプス社から技術協力を受け、アルプス社の地図データとBIツール「Cognos 8 Business Intelligence(BI)」を連携させるツール「Cognos Map Manager」を提供する。

 Cognos Map Managerを利用すると、アルプス社の地図データや同社の販売している米MapInfo製品の地図機能をCognos 8 BIに取り込める。たとえば、Cognos 8 BIのBI機能に地理情報システム(GIS)機能を付加することで、さまざまな位置情報を持ったデータの分析や検索が可能となる。

 Cognos Map Managerでデータを管理、操作する際には、MapInfoの機能を利用する。そのため、特定地域の詳細地図を表示したり営業店舗の位置情報を追加したりするなど、柔軟に地図情報を加工できるという。位置情報による条件絞り込みも行える。

 今後、アルプス社とコグノスは、販売パートナーに製品を紹介するセミナーや技術連携に関する勉強会の共同開催など、共同でマーケティングと販売に取り組む。また、機能拡充に向けた協力も続ける。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    生成 AI の真価を引き出すアプリケーション戦略--ユースケースから導くアプローチ

  2. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  3. セキュリティ

    マンガで解説、「WAF」活用が脆弱性への応急処置に効果的である理由とは?

  4. セキュリティ

    クラウドネイティブ開発の要”API”--調査に見る「懸念されるリスク」と「セキュリティ対応策」

  5. セキュリティ

    5分で学ぶCIEMの基礎--なぜ今CIEM(クラウドインフラストラクチャ権限管理)が必要なのか?

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]