日本HPと日本BEA、RFID利活用アーキテクチャ「RFID 2.0」の開発推進で協業

ニューズフロント

2006-09-04 20:55

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)と日本BEAシステムズは9月4日、企業ITシステムに無線ICタグ(RFID)を組み込むための新アーキテクチャ「RFID 2.0」を発表した。両社は、今後共同で推進活動に取り組む。

 RFID 2.0は、製造・物流現場におけるRFIDシステムと、既存の企業システムとの連携を視野に入れ、企業内および企業間のリアルタイムな情報共有の基盤作りを目指す。具体的には、RFID対応ソフト「BEA WebLogic RFID Edge Server/Enterprise Server」をベースに、EPCglobal準拠のオープンなRFID利活用基盤アーキテクチャを開発する。

 両社は、このRFID利活用基盤がサービス指向アーキテクチャ(SOA)にもとづくITシステムとして実装されると想定しており、その設計/実装向けアーキテクチャの検討と策定で協業する。アーキテクチャや技術資料は積極的に公開し、RFID利活用基盤の標準化も進める。

 さらに、開発するアーキテクチャの理解を促進するために、デモコンテンツの開発も共同で行う。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]