セールスフォース・ドットコムは9月7日、総合求人情報サイトを運営するディップが「Salesforce」を活用し、新入社員の即戦力化で活用していることを発表した。
ディップは、Salesforceの導入で、テレセールスからアポイント後の直接営業活動へと体制を変更。営業を分業化するなどの効率化を図り、統合型セールス体制を構築した。
また、2006年度に採用した約200人の新卒社員の2カ月間にわたる営業研修でも活用。新規アポイント獲得率6%を達成し、最後の30日間で受注額が2000万円に達した。
ディップは2005年11月にSalesforceの導入を決定。その後3カ月で全社統一の顧客データベースを作成し、2006年2月から運用を開始しており、現在のユーザー数は500を超えているという。
今後は、オンデマンド・プラットフォーム「AppExchange」を活用し、経理システムなどと連携したシステム活用を図る。