インフォマティカ・ジャパンは10月31日、「Informatica PowerCenter 8 日本語版」の国内販売を同日から開始すると発表した。
PowerCenter 8は、データ統合の統合プラットフォーム。今回の最新版では、処理性能、展開時の環境、および開発生産性について機能強化が図られている。
主な新機能は、大規模データベース構成において、データベース(DB)ごとに最適な処理を生成し、データ変換処理を高速化する「プッシュダウン・オプティマイゼーション・オプション」をはじめ、サーバーグリッドを構成し、高い拡張性や冗長性、および費用対効果を実現する「エンタープライズ・グリッド・オプション」、フェイルオーバーとリカバリの自動化を実現し、ミッション クリティカルな企業システムに対応する「ハイ・アベイラビリティ・オプション」など。
また、64ビットプラットフォームのサポートを強化し、Javaプログラミングによる処理を記述可能にしたことで開発効率を向上させた。ウェブコンソールによる操作性も向上させている。
最小価格構成は、Windows 1CPUのシステムで1400万円から。12月に出荷する予定。