日本ユニシスは11月6日、東急ストアの水産部門と青果部門を対象に「生鮮市場商品発注システム」を構築したことを発表した。システムは、東急ストア全店ですでに稼働している。
新システムは、中央・地方市場との緊密な情報連携を実現し、高鮮度な商品の発注を効率的に行っていくことで競合他社との差別化を図る仕組みを実装。店舗、本部をネットワークで結び、荷受、仲卸各社とはーネットを利用したウェブEDIを利用することで、相互に相場情報や連絡事項、買付情報などのリアルタイムな情報共有を実現した。
また、伝票処理を電子化することで、発注、原価確定、商品配送、仕入計上に加えて、荷受け・仲卸による納品確認、請求、支払いまでのサプライチェーン全体を効率化しているという。
なお、同システムは日本ユニシスのチェーンストア向けソリューション「OpenCentralplus(オープンセントラルプラス)生鮮Web連携」をベースに構築されている。